2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

訪問介護、ご利用者の状態変化

ご利用者は、長い期間訪問していると変化してくるのはやむを得ない。何の問題もなく定期に訪問し、何年も経ち、いつも会議では「お元気ですね。自転車だけは注意して下さい。」などと話しながら解決すべき課題もない。ところが、ちょっとしたキッカケで、身…

訪問介護 ご利用者の超高齢化

10年前にこの仕事を始めた時に比べて、さらに高齢化、長寿化が進んだように思う。10年前は90歳を超えてる人は稀で職場でも話題になっていた。また90歳超の人は、ほとんど寝たきり、会話も通じないような方々だったが、今の事業所でのご利用者は90歳半ばでも…

訪問介護 スケジュールミス

ヘルパーが時々訪問ミスをすることが避けられないが、これはこちらのシフト作成の誤り、連絡ミスによることが多い。だいたい大きなミスも小さなミスも故意でないわけだから、いろいろな要因が重なって起こる。しかし今回は自分が自分の責任で大事な会議を失…

二世帯住宅への訪問介護

二世帯住宅というのが増えてきた。10年くらい前からの傾向であろうか。二世帯というのは全くの他人二世帯が物理的に一つの建物に住んでいる二世帯だけ入るアパートのようなものでなく、親子の二世帯が一緒に住む家だ。多くは3世代二世帯住宅ということになろ…

訪問介護、またヘルパーが休んだ!

ヘルパーが休むのは全然問題ない。働く人の権利だし自分の予定、突発の出来事など仕方ない話である。しかもヘルパーは定額給与でないから人件費が発生しない。管理者と対等な関係だ。対等どころか管理者がヘルパーに頭を下げる立場である。しかし一度に二人…

訪問介護—介護離職から介護就職へ

長年勤めた会社を辞め、10年前介護事業所へ入社した。介護離職から介護就職だ。働くのであれば何も以前の会社を辞める必要はなかったのではと思われがちだが、目的が親の介護技術を習得することにもあるわけだから仕方ない。それに訪問介護は時間の融通がき…

訪問介護における排泄介助

介護のうち、重要なのが排泄介助であり、専門技術と個別のご利用者ごとにケアの仕方が異なることから、経験を要する。自分の介護人生のスタートは親の介護であるが仕事として行った最初のケアがオムツ交換であった。 親の介護に役立つようにとヘルパー資格を…

訪問介護における最悪のケアマネ

ケアマネジャーという職種は介護保険制度においては一番重要な役割を担っており、ご利用者の健康状態の把握、より良いケアプランの策定、各事業所への手配、依頼、ご利用者の使えるサービスの金額管理等多岐に及ぶ。 各事業者が連携して介護を進める上でのキ…

訪問介護における調理

調理は生活援助の一環として位置付けられている。生活援助は同居のご家族がいる場合は、介護保険の対象にならない。だいたいが独居のご利用者である。 調理というのは家庭の主婦の仕事としては一番生産的かつ創造的仕事であるが、料理と調理とは異なる。料理…

訪問介護のご利用者と介護施設巡り

ご家族とご利用者に入っていただく施設を見て回る案内をする仕事がある。不動産屋さんみたいであるが、我々は見学先の施設のことは全く知らないので、ただお連れするだけである。ご利用者とご家族は施設で説明を聞き、見学して帰る。 あるご利用者親子の話。…

遠距離介護と中距離介護

遠距離介護とか中距離介護とかいう言葉が現在定着しているわけではない。勝手に自分で考えている。 遠距離介護とは概ね数百キロ以上、例えば東京/大阪間かそれ以上(海外も含む)をイメージしている。このくらいの距離だと実質介護はできず、数ヶ月に一回訪問…

訪問介護における監査

簡易的な監査(と言っても書面の現物確認)であるが、ようやく終わった。監査とは何のためにやるのか。国民の払う介護保険料や税金を使って行う事業のため適切に事業が行われているかが問われるわけである。簡単に言えば、計画➡︎実行➡︎見直し➡︎実行というPDCA…

訪問介護巡回中の交通違反

え〜⁉︎またか!運転中に警察官に呼び止められた。ついこの間、免停講習受けて全て振り出しに戻り、「もう絶対に違反はしない」とハンドル前に張り紙やらして自分で誓ったばかりだ。 1年300日として毎日車で移動していると、どうしても事故、違反の確率は上が…

訪問介護、自分が通院、介護中の怪我

通院送迎は院内介助で月に何回も、多い時は1日に数回行く近隣の公立総合病院、ケア用車両の駐車場は優遇されているが、それでも警備員から置き方が悪いとか、止めている時間が長いとか言われ、いろいろ口論した経緯もある。またナースステーションのスタッ…

訪問介護における緊急対応

緊急対応とはどういうのがあるのか、事例に即して述べると、一つは、訪問時や訪問中の出来事。私は経験ないが、訪問したら亡くなっていたとか、訪問中にご利用者が不調になり、救急車を呼ぶとか、誰かに応援を求めるとか、あまり経験はないが、事例としては…

訪問介護におけるストレス(移動編)

訪問介護というのは、あちこちのご利用者宅へ巡回しサービスを提供して回る、いわば移動型介護。施設介護は建物の中にずっといて介護する。個人的な趣向は移動型である。介護ヘルパーにおいても施設か訪問か好みが分かれる。自分は車で移動だからサービス範…

訪問介護におけるストレス(管理者として)

介護の仕事はストレスが多いと言われている。しかし現場の介護者と管理者ではその内容も違う。一方施設での介護に比べて訪問介護はストレスは少ない方だと思う。もっとも管理者と言っても実態は介護者も兼ねているから、適切な区分けとしては、「管理者とし…

訪問介護事業に対する監査への準備

監査といってもいろいろなレベルがある。当事業所のように小規模なところは、監査する方も大きな人的資源を使って事細かに調べるメリットも無いだろうから、簡易な検査とか書類確認のレベルになる。3年に一回くらいあるがそれが今週末だ。それでも項目は100…

訪問介護における初仕事

年が明けて2日も続けて休んだが、歳もとってきたので、2日間も家でテレビを見ていると身体が硬くなるような気がする。駅伝を走っている若者の強さ、挫折には感銘させられる。でも心配ない。ご利用者で動かない人はいくらでもいるし、だからと言って身体が硬…

年末年始(平成最後)

年末は歌、年が明けたら駅伝などスポーツ、普段あまりテレビを見ないが、ついのめり込んでしまう。この年末年始は特に平成最後ということでいろいろな分野で過去30年を振り返る企画が多かった。社会で仕事してきたこの40年間の3/4を占める期間であったが、知…