訪問介護 久しぶり

昨年の8/22以来の投稿である。コロナ禍の中無事冬を越し春の梅も桜もツツジも終わりうかうかすると夏になってしまう。4月も終わろうとしているのに、まだ朝晩は肌寒く空気は乾燥している。それどころか一番の問題はコロナの変異株が出てきたりワクチン接種だのと相変わらず毎日がコロナである。しかし訪問介護における仕事はそれに巻き込まれることなく無事業務を続けられているのは奇跡なのであろうか。

そんな中、問題発生中である。訪問ヘルパーがご利用者宅で窃盗の嫌疑にかけられた。一枚たかだか10円程度の有料ゴミ袋10枚セットを盗もうとした、とご利用者から指摘された。ヘルパーは20年のベテランで他のご利用者からの信頼も厚い。生活に困窮しているわけでもない。

物を取られたとか無くなったとかは、所謂認知機能が低下したご利用者の場合はしばしば起こる話だ。しかし、そのご利用者は身体のご不自由はあるが頭脳明晰な感じで話もわかる方だ。

事情をヘルパーに問いただすと、ご利用者の全くの誤解との印象だが、誤解を招くような行為であったことも事実のようであった。ご利用者宅という密室の中の出来事だから、なかなか真相究明は難しいが、状況を積み上げて整理していけば、それなりの推論は成り立つ。こういう場合、一般の紛争同様、口論しても解決にはならない。そもそも紛争解決は、暴力、口論の時代は終わり、今や裁判でも書面がほとんどである。今回も自分の裁判経験が役立ち、全てを書面でやりとりすることにした。さてどうなるか。