高齢者の不調についての情報交換

しばらく投稿が中断してしまった。今年の梅雨も低温で雨は降ったような降らなかったような、断続的な小雨の多かった日が続いた。

訪問介護の仕事をしていると、気圧が低いと脚の動きが悪いとか、低温になると不調だとかよく耳にする。

そういう自分も結構高齢化してきたが、仕事はやってるし、介護という仕事がら体はわりと身体を動かす一方で、腰痛はないものの肩凝り、首凝り、それに伴い早朝覚醒など年相応の自覚症状は出ている。

まあ気にせず仕事したり、仕事外で友人と付き合ったり、それなりに生活していた。


ところが、先般、介護の仕事を始めて10年、身体の不調をきたした。

きっかけは、平凡なことで、6月末のある暑い夜、今年初めて夜エアコンを付けて寝た。

昨年までは必ず2〜3時間のタイマーを使っていたが、どうもタイマーが作動しない。

面倒と思い、そのまま一晩眠ってしまった。

朝起きた時は、感じなかったが午後から喉にどうも不調の兆候が現れ、痰が絡むようになった。

気にせず数日過ごしだら、何と青い痰が出てきた。元々、上気道、気管など30年前に風邪を契機にえらい目に会ったいるので少々焦った。花粉症でない通年性アレルギーもある。

これは、細菌にやられたと思い慌てて、呼吸器内科へ行った。ネットで調べてこれはと思うところへ行く。自分は肩凝り系でかかっている医者は1つだけあるが、他の不調があった場合は、大病院でなく、なるべく近くの街のクリニックに行くことにしている。

ネットで調べて医師の仕事の経歴をみる。そこそこの大病院で数をこなして開業した医師を探す、というやり方だ。

仕事柄いろいろ病院、クリニックを訪問しているので、その経験からか。


今回の症状から気管の炎症で、下手をすると肺炎へ移行するリスクを警戒した。そこで、

先ず、肺の様子を見てもらい、あとは抗生物質を3、4日もらうつもりで、初めて行くクリニックの門をたたいた。


予想通り胸のレントゲンを撮り、問題なく、

血圧検査。結果はCRPと白血球数の上昇。

抗生物質を3日くらい飲んだら治ってきたが、その後がまずかった。油断していつもどおり仕事をこなしていたが、今度は空咳が続き、夜寝られなくなった。数日すると今度は喉が激しく痛くなった。声も出しにくい。

間違いなく喉頭の炎症と思った。


ネットでみると喘息の始まりとか、喉頭アレルギーとかいろいろ書いてある。再び医者へ行ったら、CRPも白血球も下がり正常化している。しかし、咳と喉の痛みは何か。

私は喉頭アレルギーというのを知り、これでないかと疑った。しかし医師からはそういう話は出なかった。むしろ長引いたら今度は胸のCTを撮るかとの事だった。私があくまで肺癌を心配していると誤解しているようだ。咳止めと消炎剤を出されたが、これは理解されていないと思い薬は飲まなかった。


一週間くらい声をなるべく使わず、食事も減らして養生したら治ってきた。痛みはある日突然消えてきた。


仕事には支障無くなったが、完全とは言えない状況だ。やはり長引いた夏風邪なのか。


風邪は万病のもとと言われる。今回いろいろ研究したが、加齢とともに、1つは喉の筋肉の力が低下し、誤嚥して食べ物の粉末が気管へ行ってしまうことがある。それで炎症が起きる。第2は、免疫力の低下あるいは、逆に免疫系の狂いにより、自己免疫、即ち、自分自身を攻撃してしまうアレルギーだ。これは喘息へ向かうリスクがある。今まで何ともなかった人がある日を境に花粉症になるのと同じだ。


何れにしても、すぐに命にかかわる病気でないので、軽く見られがちであるが、罹った人間の不快感は何とも言えない。


加齢により、ガン、脳卒中、心臓病など典型的な疾患以外に免疫系、ホルモン系、神経系など、即命に関わらないが、まだまだ未解明な不調はたくさんある。医者もわからない。


先ずは自己防衛して、種々情報収集(正しい情報も間違った情報も)して、これはという時には通院するようにすることが望ましい。